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Led Zeppelin/Flying Rock Carnival 1971 Complete/1971年9月23日東京公演 

初めて購入したゼップブートがこれ。

FRCcover


当時(08年夏頃)既にブートに手を出してはいたものの、ツェッペリンブートは高額で絶対に手をだすまいと思ってました。そもそもそこまでゼップ好きという訳でもなかったし。

しかしこの音源をYouTubeで聞いた瞬間、そのあまりのパワーにぶっ飛んでしまったのが最後、なんじゃーこりゃ!!! プラントの絶叫すげー!!! ペイジのソロすげー!!! ていうか音良いな!!! 日本公演なのこれ!?  この音源欲しい!!! と思い、探し回る羽目に。

そこから数年、財布は常に苦しかったです。笑




そしてゼップの魔力に取りつかれた私はこのRock Carnivalを探すわけですが、まーなかなか見つからない。

とりあえずグーグル先生に聞いてみるも、中古で出回っている情報もない。

しかし、そんなこんなで諦めきれず先の動画を聞きまくっていた時、再びグーグル先生を訪ねてみると、2chのスレッドにRock Carnialの文字が書かれているのを発見。長ーいスレッドを下まで読んでいくと、そこに気になる投稿が。


ロック・カーニバルの全長版、Flying Rock Carnial登場。数量限定


のような内容。店の宣伝文句のような書き方で2ch上はウソだのホントだのと混乱状態。

しかしその内画像も出回り始め、だんだん信憑性が高くなってくる。
しかもその限定版のジャケがめちゃめちゃかっこいい!!
日本公演時のステージ上の写真や記者会見での模様をコラージュしたデザイン。ケースの裏側はステージを遠くから写した写真で、メンバー全員の姿が確認出来る。Black Dogの45rpmシングル盤ジャケにも使われているもの。

これを見て自分もすっかり見とれてしまい、絶対手に入れてやる!と決意。
動向を詳しく見守っていると、限定版は売り切れたものの、通常版を入荷した店があるとの情報が入り、早速サイトから注文。送料も含め諭吉さんが一枚失われました。泣
その頃までに買った中で一番高かったブート。
通常版のジャケは限定版のケース裏のブローアップ。限定版のジャケだけ模したコピーもあるんですが・・・うーん。

とまあ、思い出話はこのくらいにして、レビューをば。


FRCback




音質

Flying Rock Carnivalのライナーノーツには以下のようなことが書かれています。

「初登場となる部分は少し音質は劣化している。残された前回でも使用したマスターと、今回発掘された音質の少し劣るマスターを、某レコーディングスタジオにより3日間かけて丁寧に編集、マスタリングされたのが本作となる。」

ディスク1。Rock Carnivalに収録されていたImmigrant SongからStairway to Heavenまでは同等の音質とありますが、迫力を増すためかイコライジングされており、高音域が多少耳に強く感じるようになっています。

新発掘のCelebration Day以降ですが、同曲の部分が最も劣化しているため、Stairway終了直後のソースが切り替わる瞬間はかなり音が変わります。ヒスノイズが強く、高周波のピーーーンというノイズも不快。

Celebration Dayの演奏自体にはイコライジングがかなり強くかけられており、シンバルがビシバシと耳に突き刺さる感じで辛いです。

ディスク2。再び音質が良くなり、That's The Way、Going to Californiaなどの静かな曲で美しいアコースティックセットを楽しめます。

ボリュームが上がるWhat Is and What Should Never Beでは再びシンバルにイコライジングの強さを感じますが、Celebration Dayほどではないです。Moby Dickはドラムが武道館に響き渡って良い感じ。

ディスク3のWhole Lotta Love、Communication Breakdownでは興奮した観客が録音者の周りではしゃぎ回るため音がこもりがちになりますが、それを補うためか、3枚のディスクの中で最も強くイコライジングされており、ヘッドホンで聴くのはあまり耳に良くなさそう。Whole Lotta Loveはいくつか曲中にテープの欠落個所があり、別ソースで補われています。


全体的に「某スタジオ」でのマスタリングのおかげでイコライジングが強いため、以前から聴けた部分の音質は元祖Rock Carnivalがベストだと思います。それ以外の部分に関しては、やはり同一ソースなだけあって、距離感、楽器の分離共に良いですが、音がこもるWhole Lotta LoveとCommunication Breakdownはイコライジングが最も強くなっています。もっとナチュラル志向の音づくりにしてくれれば良かったのに、と思ってしまいますが、武道館公演初日を聴くのに現状最も音の良い部類だと思います。


ちなみに、このRock Carnivalソース、録音のポジションについても推測できることがありまして、ライナーノーツの最後に「それでは1971年9月23日ジミーサイド、ボンゾの少し後ろの特別席シートにタイムスリップしていただきたい・・・。」とあり、更にWatch Tower盤Rock Carnivalのジャケの裏側には武道館の席の配列の図のようなものが薄く印刷されています。まさに観客から見てステージの右側後方の箇所を矢印が指しているため、この位置で録音が行われたのではないでしょうか。Flying Rock Carnival通常版のケース裏側に使われているペイジとプラントが写った写真も録音が行われた場所から撮られたように見えます。この写真の撮影者と録音者は同一人物か!?などと妄想してみたり。

FRCinside




演奏

8月後半から約1カ月弱、7度目のUSツアーを終えたばかりのバンドは脂が乗り切った状態。
ウィリアム・スタウト作のジャケで有名な9月14日バークレー公演の後、バンドの公式ホームページによると16、17日にハワイのホノルル公演があった模様。そしてその後すぐに日本へ旅立ったようです。日本ツアー最終日29日の大阪公演でプラントが「日本で素晴らしい2週間を過ごした」と言っていることからも、ツアー初日の23日以前から来日はしていたのではないでしょうか。


YouTubeにはバンド側が8mmのカメラで撮った日本の映像の他、オーディエンスがコンサートの模様を撮ったものもアップされています。


糸井吾朗氏のMCで幕をあける本公演。
なかなか出てこないバンドのせいで困っています。

「まだちょっと時間かかりそうだなこの調子じゃねえ、ホント。だからしょうがない、もう少し何かおしゃべりをします、ごめんなさい。」

そのおしゃべりですが、オランダの海賊放送局に乗り込んでDJのデイブ・ロジャーズなる人物と親しくなったとか、色々興味深いです。

観客は度々ローディーか誰かをバンドが出てきたと勘違いし、拍手歓声が巻き起こります。

そしていよいよメンバーが登場。

「じゃあどうも、準備、いいですかー?はい、それではご紹介しましょう! John Paul Jones! John Bonham! Robert Plant! and, Jimmy Page! Ladies & Gentlemen, this is Led Zeppelin!!!」



Immigrant Songで聴けるプラントの雄叫びは鳥肌もの。喉の調子は絶好調。充分な休息を取った上での東京公演@武道館初日、調子が悪いはずがない。

tokyo71_016jpg.jpg


ギターソロに入ると、スタジオ版しか聞いたことのなかった観客が盛り上がります。これもゾクゾクする瞬間。

いつもならHeartbreakerに直結のところ、ペイジの弦が切れ、直している間プラントがMCでご挨拶。


「こんばんわ。日本には英語を話す人があまりいないね。」


そりゃそうだ。



続くHeartbreakerも熱演。

Since I've Been Loving Youではプラントが限界まで喉を引っ張ります。とにかく圧倒的なパワーを感じる声。

そして未発売のアルバム「IV」からBlack Dogがお披露目。


tokyo71_03.jpg


Dazed and Confusedは20分程の演奏。その後プラントが再び「IV」からの曲をアナウンスします。


「Stairway To Heavenだ。覚えておけよ。」


……シーン。



ええええええええええええええええ!!!??????



あまりの反応の薄さにびっくりしますが、そりゃあ新曲だし、プラントが何しゃべってるかわからんし、しょうがないですよね。
静かに始まり、徐々にボルテージが上がっていき、ギターソロで爆発し、クライマックスでプラントのシャウトが響き渡る。
There walks a lady~のLADYで一番高い部分をキメるプラントはピーク時の71~72年でもそうそう聴けません。ましてやこの音質では。

tokyo71_04.jpg



Celebration Dayが終わるとアコースティックセットで再びクールダウン。

Bron-Y-Aur Stompが始まったと思ったら、初めを少し歌った時点でThat's The Wayに突入。
気が変わったのか、そういう演出なのかわかりませんが、Bron-Y-Aur Stompが好きな身としてはちょっと残念。
「IV」からGoing to Californiaも登場。これで新曲は最後。


Moby Dickでボーナムが16分程ドラムをフルボッコにして、いよいよコンサートは終番へ。

今晩のWhole lotta love~オールディーズメドレーは何と35分にも及ぶ演奏。

Led Zeppelin Databaseによるとメドレーは{Boogie Chillun, Hello Mary Lou, Mess O' Blues, Evil Woman, Tobacco Road, Good Times Bad Times, For What It's Worth, How Many More Times, The Hunter, You Shook Me, Gee, Baby Ain't I Good To You, Kind Hearted Woman Blues}を含むようです。
How Many More Timesなんて一年以上演奏していなかったのに普通にやってます。


アンコールはCommunication Breakdown。

曲を始める前からエキサイトしてる客をなだめるプラント。静かと言われる日本の観客もついに大興奮状態に。

曲中、興奮しすぎた客を注意するため、"You!"と叫ぶプラント。客が喜ぶのでノリで"You!!! You!!!"繰り返してます笑。
そのままアドリブでファンキーなリフに突入。ゼップならでは。

ギターソロからリフに戻り、ジャージャ、ジャン!!で終了。



tokyo72_poster1.jpg







まとめ

よく聴くブートの一つ。
ピーク時のゼップをこの音質で聴けて、しかも日本公演とくりゃ、聴かない手はないでしょう。
観客が静かで不思議な雰囲気ですが、ペイジは「おかげでバンドがお互いの音を良く聞けて演奏に集中できた」とのこと(JimmyPage.comより)。まあ最後は騒ぎまくってますが。笑

1971年9月の日本公演は

23日東京{武道館}
24日東京{武道館}
27日広島{広島県立体育館}愛と平和チャリティーコンサート
28日大阪{大阪フェスティバルホール}
29日大阪{大阪フェスティバルホール}


5公演全て外れなし。特に初日はロバート・プラントの調子が絶好調なのと、迫力の音質で大好きです。
最終日の大阪フェスティバルホールではキャリアで5本の指に入るくらいの名演で、プラントには多少疲れが見えるものの、ステージ上で録音されたと思われる曰く付き(?)の音源で音も良いので、一度は聴いてみるべき。こちらも後に紹介します。
一年後の来日ではもうプラントの声が出なくなっており、日程的にもUKツアーのウォームアップのような扱いだったためか、セットリストも実験的なものに変わっており、一部では酷評されたようです。ほんとによくピーク時に来日してくれたと思う。

ちなみに、2013年8月に発売された「文藝別冊 レッド・ツェッペリン」には当時ワーナー・パイオニアでアトランティック・レコードを担当しており、Zepの初来日に同行した折田育造氏へのインタビューが載っていますが、それによると日本公演は公式に録音されていたらしいですね。ペイジがテープを持ちかえったものの、音が悪く「武道館のライブ・テープは最悪だ」と言われてしまったとか。テープはどこかにまだ眠っているんでしょうか。いつか陽の目をみることを願います。


tokyo_japan71_review.jpg
武道館初日についての英語の記事。これを書いた記者は爆音に耐えられなくて途中で逃げ出したらしい。笑


参考文献

ツェッペリン公式サイトより。武道館初日のページ。
http://www.ledzeppelin.com/show/september-23-1971

海外のブートレグレビューサイトCollector's Music Reviewsより。イコライジングなど、音質に関しては厳しい意見がありますが、そもそもの情報量が少ない。
http://www.collectorsmusicreviews.com/led-zeppelin/led-zeppelin-led-zeppelins-flying-rock-carnival-1971-complete-2/



8mmの映像。公式チャンネルですが、音はしっかりRock Carnivalソース使ってます。笑

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