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Led Zeppelin/Going to California/1971年9月14日バークレー公演 

GC01



アナログ時代からGoing to Californiaというタイトルで有名なバークレー公演。

録音はTrade Mark of Quality(TMOQ)というブート黎明期の名レーベルによる仕事で、
CD時代になってからも、マスターテープが発掘されていない為未だにレコードからの針起こしブートしか存在しないという代物。

おまけにこの公演、このTMOQソース以外の録音は存在しない為、アナログ盤の収録時間の制約上カットされた(かも知れない)曲や、テープが切れている部分はそのまま。ただ幸いなことに、コンサートの大まかな流れは充分に捉えたセットリストになっており、いくつか曲中にカットなどはあるものの、一つのソースでスカッと最後まで聞ける聴きやすいブートだと思います。

そして何といってもウィリアム・スタウト(William Stout)によるこのジャケ。
ダンボにゼップのメンバーが乗っている何とも可愛らしい姿はコレクターにとっても嬉しいもの。

スタウトはTMOQレーベルに数多くのイラストを残しており、Zepではこの他にも1972年ロサンゼルス公演(Burn Like a Candle)、1973年ロサンゼルス公演(Bonzo's Birthday Party)、そしてBBC用の録音となった1971年4月1日ロンドン公演(The Historic B.B.C. Presentation Of Led Zeppelin)のブートが有名。


BLC
BZP

led-zeppelin-bbc-broadcast-b.jpg





当方の所有するのはTarantura2000が頃出したCollector's Edition Limited Boxなるもの。スタウト氏の絵が描かれたミニポスター付き。全く同じ仕様で箱入りではなく、紙ジャケ盤も出ています。

GC03アナログ盤を模したディスク

GC04ミニポスター



音質

1971年ゼップのみならず、この時代のオーディエンス録音では最高の部類に入る音質ではないでしょうか。

ホールの空気がヒシヒシと伝わってくる、臨場感溢れる音質。それでいて観客もうるさくない。ステージからの距離も近く、各楽器の音が大きい。バランスも良し。目を閉じて聴いていると目の前でツェッペリンが演奏しているような錯覚をします。音が会場の奥に吸い込まれていくような残響が美しい。オーディエンス録音の鏡ですな!!

この録音はImmigrant songからHeartbreakerの出だしまでがモノラルで収録されており、それ以降、Heartbreakerのギターソロの数秒間以外は広がりのある音像に変わります。

曲中細かいカットもいくつかあり、目立つものではImmigrant songがカットインで始まり、Since I've been loving youも冒頭数秒間がかけていて、Dazed and confusedの最後にも有ります。

テープ自体のヒスはほとんどないのですが、針起こしですので多少のレコード特有のプチプチ音が入ります。

その為、現在流通しているCDのブートレグはいかに状態が良く、収録時間の長いアナログ盤を元にするかでその優位性が問われるようになっています。CD盤でも1CDのものには注意。曲が欠けていたり、あるはずのない曲中カットがあったりします。

以前所有していたShout To The Top(STTP)盤は中低音が強調されたマスタリングだった為多少こもった音の印象を受けました。アナログノイズも結構目立ってた覚えがあります。

Tarantura2000盤はこのノイズも少なく、シンバルがキンキン鳴ったりもしていないので、状態の良いアナログ盤からあまりEQをかけずに収録したのではないかと思います。ネットからのダウンロード音源という噂もありますが。笑

迫力を増すような編集はかけられているのでモノラルで収録されているImmigrant songは多少シンバル音が強調され、少し音が割れているのが残念ですが、それ以外は特に問題は見受けられなかったです。

ただ自然な音質を好むのなら、最近出回るようになったGodfather Records盤、Berkeley Daze 2nd Nightがお勧め。未再生のLPから収録したらしく(良く見つけたな!)、サンプルを聞く限りイコライジングの不自然なニオイもしない。曲と曲の合間、観客が静かな時によーく耳をすませば針がレコードの表面をたどる音が聞こえるくらい。それが逆に凄い。気が向いたら入手してみたいと思います。


BD2ndGodfather Records盤




演奏


1971年8月から9月にかけて行われた第7回USツアー。キャリアの絶頂期にあったゼップは常に非常に高いレベルを維持しており、まだ未発売の「IV」からの新曲もセットリストに加わり、数々の名演を残しています。

ただこのツアーからプラントの最強だったボーカルに陰りが見え始めるのも事実。
もちろん72年後半から見られる明らかな音域の狭まり、劣化ではないのですが、連戦で疲れが溜まっている時などは出だしのImmigrant Songで高音を出せないことがあります。

Stairway to Heavenでも、There walks a lady~のLADYで最高音を出せなくなる日が多く、メロディーを変えて歌っています。

安定した高音域は健在ですが、前年までのように自由自在に高音を操ることが難しくなり、コントロール可能な領域で丁寧に(注意して?)歌うようになるのがこの頃です。



このバークレー公演もそんな日。

13日、14日と2日間続いた公演の2日目。出だしのImmigrant Songから明らかにプラントの調子がおかしい。

のっけからアアア~、ア!がヘロヘロ。めちゃめちゃ苦しそう。

サビの~Our only goal would be the western shore!~も無理とわかったのか、二周り目では意図的に下げて歌ってます。Black Dogの後のMCで


「今日は大気汚染の警報が出ててね。喉がやられちゃった。」


とか言い訳(?)してますが。笑



Heartbreakerからは何とか持ち直し、その後は安定した1971年クオリティーで歌い切ります。

Immigrant Songは残念ですが、全体的な演奏は申し分なく、ツアー終番ということもあってか、完成度の高い演奏を繰り広げています。

プラントもSince I've been loving youでは喉の調子を上手く考慮した歌い方で逆に新鮮な印象を与える掛け合いを披露。ジョーンズ、ペイジと落ち着いたジャジーな雰囲気を醸し出したり。





Stairway to Heavenは美しい演奏。

ペイジのギターソロの完成度もさることながら、注目はプラントの熱唱。


静かな前半部では途中、~You are the home of the children of the sun~とアドリブで太陽光り輝くカリフォルニアを称えるサービス。

プラントってカリフォルニアの観客をchildren of the sun=太陽の子供たちと呼ぶことがあるんですよね。

75年のLAフォーラム最終公演のStairwayでもC'mon, children!などと叫んでおります。


最後のシャウト部分でも喉を限界ギリギリまで引っ張る全力投球で素晴らしい歌唱。



その後のアコースティック・セットのThat's the way, Going to Californiaも会場に響き渡る最高の音質と相まって、素晴らしい演奏。

Going to Californiaなんて土地柄ピッタリじゃないですか。



最後を飾るのはWhole lotta loveメドレー。しかもカットなしの完全収録。これはめずらしい。

オールディーズメドレーには

{Just A Little Bit, Boogie Chillun, Hello Mary Lou, My Baby Left Me, Mess O' Blues, You Shook Me, The Lemon Song}

を入れてます。Hello Mary Louはいかにもオールディーズって楽しい感じがして大好きなので嬉しい限り。

演奏内容もバッチリで、曲と曲の合間も気まずい中断もなく、展開がスムーズ。
25分もの演奏ですが、あっという間に終わってしまいます。
GC02

恐らくあったと思われるアンコールが収録されていないのは残念ですが、メインのセットはほぼカバーしてあるので良しとします。

1971年のツェッペリンを語る上ではかかせないバークレー公演。
この後バンドは二日間のハワイ公演を経て、伝説となる初来日を果たします。


GC dub ken
TMOQを立ち上げたダブとケンに捧ぐ

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