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1973年8月31日NBCニュース映像(Led Zeppelin, David Bowie) 

YouTubeで見つけました。






1973年8月31日金曜日、NBC Nightly News。レポーターはJohn Chancellor(ジョン・チャンセラー)。

動画の18分頃からアメリカのロックスター達とそれを取り巻く音楽業界についてのレポートが流れますが、そのロックスターの代表者として描かれているのが、そう、ツェッペリンです。


しかも73年8月31日という日付に注目すると、彼らは映画「永遠の詩 The Song Remains The Same」を撮影したマディソン・スクエア・ガーデンでの3日間のコンサートで幕を閉じた第9回USツアーを終えて1月というところ。

案の上、映像にもこのツアーの時の様子が映されています。しかもそれは都市を周るために用意したプライベートジェットに乗り込む姿や、中で酔ってふざけている姿など、個人的に初めて見る映像ばかり。再生回数もまだ少ないので、見たことある方は少ないのでは?

発見かどうかはさておき、このニュースを見ていると当時のアメリカがロックを中心に巨大化しつつあった音楽産業に随分と批判的だったことがわかります。ツェッペリン自体、理解のないメディアを嫌うことで有名ですが、実際にバンドがどのようにマスコミに扱われていたのかが現れていて面白いです。


チャンセラー氏が導入を読み上げると、
「カリフォルニアの米国連邦大陪審が数百万ドル規模の音楽業界に捜査を入れると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じ、これは後に否定されたが、ニュージャージー州では何人か業界関係者が麻薬の密売、賄賂、暴力団との関係や会社の資金を利用しての豪遊などについて証言を求められた」とのこと。


そしてリポートは次のようにして始まります。

「リムジンに乗っているのはイランの大富豪でも、J・ポール・ゲティ(アメリカの石油王)でもありません。
彼らは国を動かすわけでも、石油を取引するわけでも、大作映画を作るわけでもありません。
ただそれら全てをやっているかのように生活しています。」

「20代にして金持ちであり、影響力を持ち、気分屋であり、甘やかされている。彼らはレッド・ツェッペリンです。」

うわ、もう冒頭のナレーションだけで嫌悪感がヒシヒシと伝わってきます。笑

その後映像は移動用プライベートジェット、Starship(ボーイング707 720B)に乗り込むツェッペリンのメンバーを映し、「こういった飛行機はニクソン大統領が使用するものと同じ」と再びナレーション。

飛行きにはオルガン、バー、2つのベッドルームと暖炉が付いているようです。すげー。笑

ジョンジ―がオルガンを弾いて、ジミーとボンゾが踊ってます

テーブルに着いたジョンジ―は口を開けていて、投げ入れられた菓子をパクリ!遊んでますねー

プラント「ビリヤード台がないのが残念だけど、それ以外は最高の移動方法だね。」

こりゃ嫌われるわ。笑


JPJ on organ onboard starship July 30 1973 Daily ExpressHulton ArchiveGetty Images
Starship内のオルガンを弾くジョン・ポール・ジョーンズ


thestarship_1_big.jpg
Starship内の図



その後の大まかな流れは以下のとおり。

_________________________________________________

50組のロックスター達が年間200万ドルを稼いでいる

スターとその周りで金儲けをたくらむ輩。エージェント、マネージャー、暴力団や麻薬の密売人など

麻薬の販売、みかじめ料の徴収、DJへの賄賂

音楽業界年間20億ドル

7500の新譜の内、ヒットするのは150程度

ヒットの予感がすると、狂ったように金を投入する

デビッド・ボウイのことを「今年はFreak Rock(変人ロック)が流行っている」

RCAレコードによる10万ドルをつぎ込んでのプロモーション

同社の社員「これらのお金はラジオ、店内広告、ボウイの写真、アンダーグラウンドなニュースメディア、いくつかの雑誌や新聞などマーケットの動向を決めるところに投入される」

アメリカの金を持った子供たちを狙って巨大企業が飛びつき、つまづき、倒れても来たが、ついに刑事裁判に発展する可能性

__________________________________________________


当時の音楽産業にかなり突っ込んだ内容で面白いです。プロモーションにお金をかけまくって、その分ヒットで元を取る。
昔からプロモーションが大事なのは変わっていないんですね。今その精度は上がっているのでしょうか。

そして批判の矢面に立たされたツェッペリンですが、その後自身も含め、更に巨大化していくロック産業への警鐘という意味では興味深いニュースですが、どうも感情的な非難が多く見受けられる語り口だなー、とは思いました。
R-52LedZep_Gruen.jpg
チャーターした飛行機、通称Starshipの前でポーズをとるZep


参考文献

Starshipについての記事。
http://www.feelnumb.com/2010/08/19/the-led-zeppelin-airplane-the-starship/


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