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Derek and the Dominos/"The Majestic Stand"/1970年10月16日フィラデルフィア公演 

CIMG5030.jpg


Mid Valley製4枚組The Majestic Stand。同セット内のサンタモニカ公演から随分時間が空いてしまいました。

今回はディスク1に収録されている1970年10月16日、米国ペンシルバニア州はフィラデルフィアのエレクトリック・ファクトリー公演。

この公演もドミノスのライブ音源としては最も良い音質の部類に入るもので、サンタモニカ公演とセットのThe Majestic Standはドミノスブートの最高峰に位置付けられています。これらを超える音質のものは公式ライブ盤に使用されたフィルモア・イースト公演のサウンドボードしか存在しないので、ドミノスのオーディエンスものとしては最高音質ということになります。

このエレクトリック・ファクトリー公演は何と言っても演奏のキレっぷりが有名で、この日のWhy Does Love Got To Be So Sadは曲としてだけでなく、クラプトンのキャリア全体の中でベスト・パフォーマンスと言われるほどの演奏内容。とにかくクラプトンは弾きまくっていて、イントロのジャムから始まり、全く途切れることなく流れるフレーズの波に飲み込まれてしまう程の演奏。



収録曲

Rambling On My Mind
Why Does Love Got To Be So Sad
Blues Power
Have You Ever Loved A Woman
Mean Old World
Motherless Children
Let It Rain



USツアー2日目。直前まで行われたUKツアーから続けての日程なので演奏は脂が乗った状態。8月末からマイアミのクライテリア・スタジオでアルバム「レイラ」のレコーディングが行われたので、Why Does Love Got To Be So Sadがセット入り。ちなみにこの1週間後には公式ライブ盤「イン・コンサート」「ライブ・アット・ザ・フィルモア」が録音されたフィルモア・イーストでのライブが行われています。

この日のセットリストはドミノスの他の公演では聞けないもので、Rambling On My Mind、Mean Old World、Motherless Childrenなどレアなブルースのカバーを演奏しています。Motherless Childrenは4年後、「461オーシャン・ブールバード」に収録される曲です。3曲ともスライドギターでのプレーが聞けます。クラプトンのブート情報サイトGeetarzによると、アルバム「レイラ」のレコーディングに参加したデュアン・オールマンの影響とのこと。

最後のLet It Rainではジム・ゴードンが入るタイミングを間違えるハプニング。クラプトンが史上最高のドラマーと呼ぶ男の珍しいミスです。すぐに修正して以降、最後までとてつもないスピードで素晴らしい演奏を聴かせてくれます。


音質

音は非常に近く、恐らくステージ上で録音されたのだと思います。サウンドボードと記載されることもありますが、音のこもり具合やバランスなどから、ほぼ確実にオーディエンス録音。

ステレオで左右に楽器が分離していて、ギターとクラプトンのボーカルは中央に位置していますが、少しシャープさが足りない印象。音の定位は左側にオルガン、右にドラムとベース、中央にボーカルとギター。ちなみにThe Majestic Standでは音の定位が他と比べて逆になってます。オールマン・ブラザーズ・バンドのBlue Sky Revivalと良く似た音の特性。


テープとブート

過去にリリースされたものは1枚もののElectric Factory(Scorpio系Deep Six)、他の公演とセットの6枚組Feast Away(Zigzag)など。

ダウンロード (1)electricf1.jpg
Deep Six盤

feast-away-art.jpg
Zigzag盤

The Majestic Standはイコライジングによって音のこもりを解消しようと試みていますが、その分テープのヒスが目立っています。元が少々ボケた音像なので、イコライジングによって迫力を出そうとすること自体にメリットがないわけではありませんが、これを良しとするかは好みによるでしょう。

この公演は近年生の1st genテープがシェアされたため、ナチュラルで鮮度の良い音質で楽しめるようになりました。
太いベースラインとバスドラのキックはこちらの方がしっかりと出ているので、個人的にはこちらの方が好きです。

アップロードしたGeetarzによると、この1st genは2000年半ばにTonyなる人物から提供された音源で、それ以降出たブートはこちらの音源を使用しているとのこと。The Majestic Standが最初に出たのは1999年らしいので、となるとEmpress/Mid Valleyが使用したソースはこれより劣るジェネレーションの高いテープということに・・・未だに再リリースしてますけどね。




なにはともあれ、ドミノス最高の演奏が聴けるフィラデルフィア公演、ファンなら一度は聴かねばなりません。

img_632296_66128719_2.jpg


参考文献

Geetarzより。クラプトン70年の音源。
http://www.geetarz.org/reviews/clapton/index-70s.htm

Slowhand Tourographyより。クラプトンのツアー日程
http://www.ectours.de/



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