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Derek and the Dominos/"The Majestic Stand"/1970年11月20日レイト・ショー 

前回(アフタヌーン・ショー)の続き


snta monica dominos



さて、前回から引き続き、Mid ValleyMajestic Standより、サンタモニカ公演レイト・ショーです。


曲数はアフタヌーン・ショーと同じ8曲ですが、全体的に長めに演奏しているので1枚のCDに収まりきらず、ディスク3、4にまたがっての収録となっています。

幾つか単体でリリースされているアフタヌーン・ショーと違い、サンタモニカ公演のレイト・ショーがフルに収録されたブートはMid ValleyのMajestic Stand、PaddingtonのStormy Mondayの二つしかないのでは?

この公演で演奏されたStormy MondayがTMOQレーベルの同名ブートに収録されています。

セットリストは以下の通り


Got to get better in a little while
Key to the highway
Why does love got to be so sad
Blues power
Stormy Monday(冒頭、ソースチェンジあり?)
Tell the truth
Let it rain (フェイド・イン)
Everyday I have the blues(ゲスト:Toe Fat)




音質


アフタヌーン・ショーに比べてクラプトンのギターが小さく録音されているので、デラニーが目立つ。笑
各楽器のバランスが良いとも言えますが、この場合(デラニー参加)に限って言えば有難くもなんともないですね。アフタヌーン・ショーの方が聴いてて気持ち良いと思います。



演奏



Got to get betterではデラニーのスライドが暴れまくる!もう、勘弁して、ホントに。笑

しかし何度も聴いてると違和感がなくなっていってしまうのがまた恐ろしいですね。

デラニーのソロはキーキーと鳴らしているだけのように聴こえます。
よく蹴っとばさなかったなークラプトン。師匠に対するリスペクトか?



Key to the highwayでものっけからデラニーが音をズルッと外してあーあ、という感じ。

クラプトンとボビー・ホイットロックのボーカルは良い感じなのに、音を外しまくるデラニーのせいで興ざめ。特に音数が少ないこのようなナンバーでは目立ちすぎます。クラプトンのソロの間しか聴いてられない。



Why doesでは何故かギター二人の音が小さく、あまりソロが良く聴き取れません。

後半、静かになっていくまではデラニーソロ。静かになったところで強烈なフィードバック発生。クラプトンが弾き始めるとまたすぐデラニーが絡んでくる。しかもデラニーの方が音がでかい。笑

scan0001.jpg



Blues powerでもデラニーの方が音が大きいのですが、カッティングに専念している時間が多いので結構聴いていられます。クラプトンのソロが埋もれ気味なのが惜しい。次の曲に移る瞬間、一瞬ソースが変わり、プツプツと針音のようなものが聞こえるんですが、ここだけ元のLP使っているんでしょうか?それとも別公演から?



続くこの日のスロー・ブルースはStormy Monday。ボビーがソウルフルな歌唱を聴かせてくれます。
ただ残念なことに、クラプトンはこの曲でソロを弾きません。デラニー・・・



曲を終え、"Bobby Whitlock!"と紹介した後、Tell the truthに。
ジャムは悪くないです。例えデラニーが奇妙なフレーズを弾こうとも、クラプトンがカバーしてくれます。笑



Let it rainのドラムソロ後、アフタヌーン・ショーのようにデラニーのボーカルが音割れを起こす事態にはなりません。エンジニア、グッジョブ!!



この日のアンコールはEveryday I have the blues。トー・ファット(Toe fat)が参加しており、ボーカルはクリフ・ベネット(Cliff Benett)とクラプトンが分けあいます。ベネットはしゃがれたいい声してますなー。クラプトンの他もう一人ギターソロを取る人がいるのですが、当時のギタリスト、ケン・ヘンズレー(Ken Hensley)ではないかと思われます。
追記※この頃にはケン・ヘンズレーは脱退していた様です。Alan Kendallの可能性。

トー・ファットのファースト・アルバムのジャケは問題ありかと思いますが、サウンド的にはとてもブルージーで好きかも。





ちなみに、ヘンズレーとドラマーのリー・カースレイク(Lee Kerslake)は後にハード・ロック/プログレバンドの草分け的存在、ユーライア・ヒープ(Uriah Heep)で活躍することになり、1973年には日本公演で来日しています。
追記※ヘンズレーとカースレイクはドミノスのサポートツアーの時点では脱退していた模様。ユーライア・ヒープを結成するメンバーはこのサンタモニカ公演には出ていません!

Toe+Fat++Cover2.jpg
Toe Fat第一期。右から2番目が(恐らく)クリフ・ベネット。

Uriah_heep_73.jpg
ユーライア・ヒープ時代。一番左がリー・カースレイク、一番右がケン・ヘンズレー



クラプトンの"Thank you, good night"で締めくくられるコンサート。

ツアー終番、12月にかけてセットリストには「レイラ」が含まれるようになり、デュアン・オールマンとの共演も果たした上でドミノスは年を締めくくります。

ドミノスのライブはわずか2回のツアーの間でもセットリストが変化に富むものとなっていた為、この時期のドミノスのライブを味わうにはオススメの音源。デラニーの参加はどうかと思いますが・・・まあ、歴史的意義があるってことで。

TMOQの連中にも、もっとドミノスのライブを録音して欲しかった。





参考文献

Paddington盤のレビュー
http://www.collectorsmusicreviews.com/clapton-eric/derek-and-the-dominos-stormy-monday-paddington-padd-040041042/

Mid Valley初回版
http://midvalley.tripod.com/majestic.html



___________________________________________________

追記


日本語でToe Fatを紹介されているページ。
http://cottonwoodhill.web.fc2.com/music/1970/Toe_Fat.html

レコード販売店badcat recordsによる商品紹介ページ。しかしToe Fatについて最も詳しく書かれています(笑)。英
http://badcatrecords.com/BadCat/TOEfat.htm

Toe Fat唯一のものと思われるブート(12月5日、ドミノスの前座、オーディエンス録音)を紹介しているページ。英
http://abominogjnr.blogspot.jp/2010/06/toe-fat-1970-12-05-capitol-theatre-port.html


上記のページから集めた情報を元にすると、ドミノスのツアーに前座として参加していた時点でToe Fatのメンバーはファーストアルバムを録音したヘンズレー&カースレイクのユーライア・ヒープ組が脱退しており、クリフ・ベネット(Vocal)、アラン・ケンドール(Guitar)、ジョン・グラスコック(Bass)、ブライアン・グラスコック(Drums)の4人になっていた様です。セカンドアルバムのベーシストのクレジットはJohn Konas(初期メンバー)になってしまっているようですが。

3L-00857a.jpg
Toe Fat第二期。ドミノスのサポートツアー時のメンバーと思われます。


どうして今さらこんな細かいことを?と思うかもしれませんが、こうやって調べていく内に、一つの疑問が浮かび上がったからです。

「どうやら第二期Toe Fatがアンコールに参加していることは判った。てことは一緒にツアーをしているのだから他の公演でもドミノスの公演に飛び入りしているのだろう。いや待てよ、確かMid Valleyの"G"とかいうタイトルでもEveryday I have the bluesが収録されていなかったか?」

そう思って調べてみると、ありました。その名も"G DEREK AND THE DOMINOS with B.B. KING"(11月26日、シンシナティ公演)とあるじゃないですか!

B.B. Kingと?思い、youtubeにある音源を聴いてみましたが、どうもToe Fatのように聞こえてしまいます・・・

確かに、クラプトンじゃない方のボーカルはB.B. Kingに聞こえなくはないんですが、ギターは流石に違うだろ?と思っちゃいました。B.B. Kingがこの時どこかでツアーでもしていれば情報あるのになー。新たな情報を待とうと思います。


とりあえずは、これでも聴いてますか。



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